面接は「見極める場」から「営業の場」へ

この記事でわかること


・面接における入社意欲は○○で決まる
・応募者の辞退を防ぐ3つのポイント


これらを『 就活予備校 プレビズ 』の現役講師 健名正浩(けんめい まさひろ)が、新卒採用の「選考辞退」「内定辞退」に悩まされている企業の面接に参加する全ての皆様に分かりやすく解説します。

応募者の入社意欲は面接官の「印象」で決まる

面接官

新卒採用の面接において、選考途中での辞退や内定を出しても辞退されてしまうケースがあります。辞退理由の一つに、面接官(面接を担当する社員)が「応募者に対して悪い印象」を与えてしまうというものがあります。

株式会社マイナビの調査によると、67%の学生が面接官との会話の中で「ぜひこの企業に入社したい」と回答しています。(参照元:2019年卒 マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況)

それほど面接官の印象は入社意欲を左右するのです。

面接官が意識する3つのポイント

①応募者に「良い第一印象」を与える

面接を受ける学生

多くの場合、応募者にとって面接官は企業との唯一の接点です。応募者が入社前に社員全員と顔を合わせるというケースはほとんどなく、面接官の第一印象がそのまま会社の印象に繋がります。

良い印象を持たれるためには、話し方や笑顔で会話することを意識しましょう。話し方や笑顔で会話することを意識すると、応募者から好印象を抱かれ、結果的に応募者からの辞退も防ぐきっかけに繋がります。

②面接は「営業の場」と認識する
応募者の多くは複数の企業を同時進行で受け、複数社の内定を獲得している場合もあり、面接から得た印象や情報は入社する企業を決める上で重要な判断基準にしています。

よって面接官は、自社の魅力をアピールする意識を持つことを心掛けましょう。そのほかにも、応募者に競合優位性やどんなキャリアステップがあるか、といったことも伝えて入社意欲を高めることも面接官の大切な役割です。

効果的な面接方法

面接は、お客様に商品を提案・購入していただくための「営業の場」と言っても過言ではありません。
事実、営業成績の良い営業マンを人事部に配属している企業もあるほどです。

③応募者の本音を引き出す
入社前と入社後のギャップが発生すると早期退職や既存社員のモチベーション低下に繋がります。
そのため、面接官は自社が求めている人材か面接の場で見極める必要があるのですが、応募者の中には緊張して十分にアピールができないという応募者もいます。

実際に私がこれまで指導してきた学生の中にも、事前準備をしているのにも関わらず模擬面接の時点で緊張や不安から言葉が詰まってしまい、面接に対して苦手意識を持っている学生が多くいました。

ここで重要なのは、応募者がリラックスして面接に臨めるような会話をすることです。
具体的には「学校では何を勉強していますか?」「どんなアルバイトをしていますか?」など、比較的答えやすい質問からしていきましょう。
最初から抽象的な質問をすると返答に困ってしまい、余計に緊張してしまいます。

応募者にとっても、最初の質問をスムーズに話すことができることで、自信を持って面接に臨めます。相手が話しやすい雰囲気を作ることができれば、応募者から「気遣いができる人だな」と好印象を持たれます。

それが入社を決める理由になり、辞退を防ぐことにも繋がります。応募者の本来の力を引き出すのは面接官の対応にかかっています。

今回は新卒採用の「選考辞退」「内定辞退」されないための3つのポイントをご紹介しました。
面接という限られた時間の中で、応募者の入社意欲を高めるのは面接官の印象にかかっています。
応募者に、この会社に入りたい!と思われるように「応募者に良い第一印象を与える」「面接は営業の場と認識する」「応募者の本音を引き出す」この3つを意識してみてはいかがでしょうか?